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2015年10月26日月曜日

木枯らし1号の定義とは? 東京で木枯らし1号観測

気象庁は2015年10月25日、東京で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」を観測したと発表しました。
昨年より3日早いそうです。
毎年、木枯らし1号という名は聞きますが、その定義が気になったので調べてみました。



木枯らしの定義


  • 10月半ばから11月末までの間。
  • 気圧配置が西高東低の冬型になって、季節風が吹くこと
  • 風向が西北西~北。
  • 最大風速が、おおむね風力5(風速8メートル)以上。

これらの4つの事項を総合的に判断しているそうです。
そして毎秋最初の木枯らしが「木枯らし1号」として発表されます。

確かに25日は風が強かったですね。


木枯らしが吹く仕組み

ついでに木枯らしが吹く仕組みについても調べてみました。

  1. ユーラシア大陸から日本に向かって吹く冬の季節風日本海を渡る時に水分を含む
  2. 日本列島の中央部に山脈があるため日本海側で雨や雪を降らせたことで水分を失う
  3. 山を越えた太平洋側では乾燥した空気となり、これが吹き抜けることによって木枯らしとなる
ということだそうです。

何はともあれ冬が近づいてますね。
季節の変わり目は体調に気をつけましょう。